2007年07月16日

マルセル・プルースト:モンブラン万年筆限定品・作家シリーズ

 作家・哲学家の側面も併せ持った、19世紀末から20世紀初頭におけるフランスの知識人、マルセル・プルースト(1871〜1922)。
 病弱だった彼・プルーストが書き上げた長編小説「失われた時を求めて」は、「ユリシーズ」(ジェイムズ・ジョイス著)と並び、20世紀を代表する小説と言われています。
 また、この小説「失われた時を求めて」では、独自の時間解釈(円還的時間)を提起し、哲学的な議論にも刺激を与えました。
 またプルーストは、青年期には社交界のサロンに頻繁に出入りしており、審美家としても名を馳せていました。
 その経験は、長編小説「失われた時を求めて」の重要なモチーフになっています。
 ちなみに彼の本名は、ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト(Valentin-Louis-Georges-Eugene-Marcel Proust)とかなり長い名前です。
 
 モンブラン万年筆限定品・作家シリーズ「マルセル・プルースト」は、その彼・プルーストをモチーフとして作られた限定品の万年筆です。
 
 万年筆「マルセル・プルースト」の本体は、925スターリング・シルバーを使用した8面のボディーになっており、またその各面に施された細やかな刻印は、プルーストの生きていた時代をイメージしたものです。
 また、万年筆本体には、モンブラン万年筆限定品・作家シリーズでおなじみの、モチーフとなった作家プルーストのサインも刻まれています。
 万年筆のニブ(ペン先)は、18金製でロジウムコーティングがされており、プルーストの代表作「失われた時を求めて」を賞賛するための「砂時計」が刻印されています。

 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「マルセル・プルースト」の発売開始は1999年。
 また、モンブランの筆記具「マルセル・プルースト」の販売数は
  • 万年筆:17,000本
  • ボールペン:16,000本
  • シャープペンシル:不明
  • 万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本づつのセット:4,000セット
 となっています。

 (参考)
    マルセル・プルースト - Wikipedia
    失われた時を求めて - Wikipedia
    MONTBLANC - モンブラン エディション - 作家シリーズ - マルセル・プルースト

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2007年03月11日

エドガー・アラン・ポー:モンブラン万年筆限定品・作家エディション

 世界初の推理小説と言われる「モルグ街の殺人」で、名探偵オーギュスト・デュパンを生み出したアメリカの小説家・詩人、エドガー・アラン・ポー(1809〜1849)。
 エドガー・アラン・ポーは小さいときの両親の死去、学校や軍隊でのトラブル、愛妻ヴァージニアの病気・死去、それをきっかけとした過度の飲酒癖など、波乱の人生を送り40歳の若さで亡くなりました。
 しかし、エドガー・アラン・ポーは推理小説のみでなく、ホラー小説、象徴派に大きい影響を与えた詩、また科学的知識を作品に生かすというSF的手法といった面でも、文学界に大きな影響を与えた作家です。
 ちなみに、エドガー・アラン・ポーがその作品「The reven」(大鴉)で著した詩は、英語圏のほとんどの子供たちが学校で学んでいるそうです。
  
 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「エドガー・アラン・ポー」は、彼の人生・作品をモチーフに作成された万年筆で、全体的に深みのある、静かで落ち着いた美しさを感じさせるデザインに感じられます。
 万年筆の胴軸とキャップには、深く鮮やかな青色のマーブル・プレシャス・レジンが使用されています。
 キャップには、モンブラン万年筆・作家シリーズでおなじみの、モチーフとなった作家エドガー・アラン・ポーのサインが金文字で描かれています。
 また万年筆キャップのクリップ基部には、ビクトリア朝時代の装飾が刻まれた、ゴールドコーティングのリングが配置されており、高級感のあるアクセントになっています。
 そして万年筆のペン先(ニブ)は18金で、エドガー・アラン・ポー作の詩の代表作「The reven」(大鴉)にちなんでか、カラスの図柄が刻み込まれています。

 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「エドガー・アラン・ポー」の発売開始は1999年。
 また、モンブランの筆記具「エドガー・アラン・ポー」の販売数は
  • 万年筆:14,000本
  • ボールペン:12,000本
  • シャープペンシル:不明
  • 万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本づつのセット:3,000セット
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2007年01月12日

フョードル・M・ドストエフスキー:モンブラン万年筆限定品・作家エディション

 トルストイやチェーホフらとともに、19世紀後半のロシア文学を代表する作家、フョードル・ミハイロビッチ・ドストエフスキー(1821〜1881)。
 彼は30代半ばに思想的問題で当時の官憲に逮捕され、シベリアへの流刑、また服役終了後には兵役を経験します(服役・兵役を合計で10年弱)。
 その間に、彼の思想は空想的的社会主義から、キリスト教的人道主義に変化したといわれています。
 「罪と罰」「白痴」「カラマーゾフの兄弟」などの傑作を数多く残しており、その作品群は、日本の文学にも多大な影響を与えています。

 そのロシアの偉大な作家の業績、人生に着想を得て製作された万年筆が、モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「フョードル・M・ドストエフスキー」です。
 鮮やかな黒を基調をした胴軸・キャップは、ブラック・プレシャス・レジン製。
 万年筆の胴軸には緻密な彫刻が施されています。
 万年筆のキャップには、モンブラン万年筆・作家シリーズではおなじみですが、モチーフとなった作家、フョードル・M・ドストエフスキーのサインが金文字で刻まれています。
 クリップとキャップの2本のリングは、ゴールドでコーティングされており、落ち着いた黒との対比が美しさを感じさせます。
 またクリップの先端部には、青いサファイアカラーの石があしらわれており、アクセントを添えています。
 万年筆の18金のペン先(ニブ)には、フョードル・M・ドストエフスキーが生きていたロシア皇帝時代の装飾をイメージした刻印がされています。

 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「フョードル・M・ドストエフスキー」の発売開始は1997年。
 発売時の価格は562ユーロでした。
 販売数は
  • 万年筆:16,300本
  • ボールペン:7,300本
  • シャープペンシル:2,300本
  • 水性ボールペン:6,300本
  • 万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本づつのセット:700セット
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2007年01月09日

ヴォルテール:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 18世紀ヨーロッパの啓蒙主義を代表するフランスの哲学者・作家、ヴォルテール(1694〜1778)。
 彼は合理的な考え方でもって当時の権力・権威に反発し、後には作家・哲学者としての活動のみならず、政治的な発言も積極的に行いました。
 ヴォルテールの代表作は、ライプニッツの楽天主義を批判した小説「カンディード」、哲学に開眼した後に書いた「哲学書簡(イギリス書簡)」、晩年に著した「寛容論」など。
 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「ヴォルテール」は、その彼をイメージして作られた限定品の万年筆です。
 万年筆の本体とキャップは漆黒のブラック・プレシャス・レジン製で、見ているとまるで吸い込まれそうな深みを感じさせます。
 キャップには、モンブラン万年筆作家シリーズではお馴染みの金文字で、ヴォルテールのサインが刻まれています。 
 クリップはスターリングシルバーにゴールドをコーティングしたものです。
 万年筆のペン先(ニブ)は18金で、ヴォルテールが生きた時代をイメージした模様が刻まれています。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「ヴォルテール」の発売開始は1995年。
 発売時の価格は504ユーロ。
  販売数は
  • 万年筆:15,000本
  • ボールペン:8,000本
  • シャープペンシル:7,000本
  • 万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本づつのセット:5,000セット
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2007年01月08日

オスカー・ワイルド:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 オスカー・ワイルド(1854〜1900)は、19世紀末のヴィクトリア朝時代に波乱の人生を送った、アイルランド出身の作家です。
 代表作は戯曲「サロメ」、小説「ドリアン・グレイの肖像」「幸福の王子」など。
 オスカー・ワイルドは亡くなる数年前、作家としての人気絶頂のときに同性愛が発覚して投獄、またその最中に破産宣告を受け、貧困の中、40代の若さで死亡します。
 当時の常識からは逸脱した人生を送った彼ですが、死後にその作品は再評価されます。
 また、1997年には彼の人生を描いた映画「オスカー・ワイルド」が公開されました。
 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「オスカー・ワイルド」は、その異色の作家を称えて製作された作品です。
 万年筆オスカー・ワイルド」の本体は、黄色と黒色が主体のプレシャス・マーブル・レジン製で、オスカー・ワイルドの型破りの思考と波乱の人生を象徴しているかのようなイメージです。
 キャップには、金文字でオスカー・ワイルドのサインが刻まれています。
 また、クリップはスターリングシルバー製にゴールドをコーティングしたものです。
 万年筆のペン先は18金で、オスカー・ワイルドが生きたヴィクトリア朝時代のデザイン様式をイメージした刻印がされています。
 モンブラン万年筆・作家シリーズの中でもこの「オスカー・ワイルド」は、特に人気が高い一品のようです。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「オスカー・ワイルド」の発売は1994年。
 販売数は
  • 万年筆:15,000本
  • ボールペン:8,000本
  • シャープペンシル:7,000本
  • 万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本づつのセット:5,000セット
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 発売時の価格は504ユーロでした。

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2006年12月31日

インペリアル・ドラゴン:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 モンブラン限定万年筆インペリアル・ドラゴン」は、作家シリーズではありますが、特定の作家をモチーフにして作られた万年筆ではありません。
 ドラゴンは洋の東西を問わず、古代の神話の世界から現代のファンタジーに至るまで、実に長きにわたって様々な作品の題材・登場キャラクターとして、人々を魅了してきた空想上の動物です。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「インペリアル・ドラゴン」は、そのようなドラゴンをモチーフにした作品です。
 万年筆の本体とキャップは黒のプレシャス・レジン製。
 クリップはスターリングシルバー製でドラゴンの首・頭の形状をしており、目には赤いルビーが埋め込まれています。
 (このモンブラン万年筆インペリアル・ドラゴン」は、同じく作家シリーズの「アガサ・クリスティ」の、蛇型のクリップ部分が中国で評価が芳しくなかったため、アジア市場向けに蛇を龍に変えたもの、という話もあります。)
 キャップには金文字の「Imperial Dragon」と、シリアルナンバーの刻印がされています。
 万年筆のペン先(ニブ)は18金製でロジウム加工がされており、「アガサ・クリスティ」と同様に龍の頭が刻みこまれています。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「インペリアル・ドラゴン」の発売開始は1993年。
 販売数は、万年筆が3,500本、ボールペンが2,000本、万年筆・ボールペン・シャープペンの各1本づつのセットが1,500セットとなっています。
 また、さらに限定エディションの「インペリアル・ドラゴン888」も存在します。
 こちらは、クリップ部分が750ソリッドゴールド製。
 クリップ部の龍の目には、青いサファイアが使用されています。
 この限定万年筆インペリアル・ドラゴン888」の販売本数は888本です。

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2006年12月30日

アガサ・クリスティ:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 イギリスの推理作家、「ミステリーの女王」アガサ・クリスティ(1890〜1976)。
 彼女は数多くの推理小説を執筆し、またエルキュール・ポアロやミス・マーブルなどの魅力的な名探偵を生み出しました。
 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「アガサ・クリスティ」は、その「ミステリーの女王」を称えて製作されたものです。
 モンブラン万年筆アガサ・クリスティ」のデザインは、彼女がミステリー作家として活動を始めた1920年代初頭のスタイルを基本にしています。
 キャップ(ブラック・プレシャス・レジン製)には金色の蛇が巻きついたデザイン。
 この蛇のデザインは、アガサ・クリスティの作品が放つ緊張感を表現したもので、頭のほうがクリップの役割も果たしています。
 (ちなみに、管理人は真偽を確認していませんが、この蛇のデザインが中国において不評だったため、蛇を龍に変えた「インペリアル・ドラゴン」が製作された、という話があります。)
 この蛇はスターリング・シルバー製で、ゴールドをコーティングしてあります。
 また、この蛇の目には青いサファイアが埋め込まれており、ミステリアスな雰囲気を漂わせています。
 加えて、キャップにはアガサ・クリスティのサインが金文字で刻まれています。
 万年筆のペン先(ニブ)は18金製でロジウム装飾が施されていて、クリップと同様に蛇の頭が刻み込まれたデザインになっています。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「アガサ・クリスティ」の販売開始は、1993年。
 販売開始時の価格は504ユーロ。
 販売数は、万年筆が23,000本、ボールペンが18,000本、万年筆・ボールペン・シャープペンシル各1本のセットが7,000セットとなっています。
 また、更に限定エディションの「アガサ・クリスティ888」という万年筆も存在します。
 これは、クリップの蛇の目に入っている宝石が赤いルビーになっているものです。
 販売開始は同じく1993年で、販売数は万年筆のみの888本となっています。
 
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ヘミングウェイ:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 20世紀の偉大な作家、アーネスト・ヘミングウェイ(1899〜1961)。
 彼は「誰が為に鐘は鳴る」「老人と海」「武器よさらば」などの優れた作品を残しています。
 モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「ヘミングウェイ」は、そのアーネスト・ヘミングウェイをイメージして作られた限定万年筆です。
 コーラルレッドとダークブラウンの、2色のプレシャス・レジンを使用したこの製品は、1930年代のモンブラン万年筆を思い起こさせるデザインです。
 (1930年代は、アーネスト・ヘミングウェイが最初の成功を収めた10年間にあたります。)
 キャップには金文字で、アーネスト・ヘミングウェイのサインが入っています。
 万年筆のペン先(ニブ)は18金製でロジウムがコーティングされており、アーネスト・ヘミングウェイが活躍した時代の芸術的モチーフが刻まれています。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「ヘミングウェイ」の発売開始は1992年。
 販売開始時の価格は486ユーロ。
 販売数は万年筆が20,000本、ボールペンが30,000本です。

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2006年12月26日

アレキサンドル・デュマ:モンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ

 19世紀の著名な小説家・劇作家、アレキサンドル・デュマ
 彼はその生涯で、名作「三銃士」「モンテ・クリスト伯」など、300以上の作品を残しています。
 この万年筆アレキサンドル・デュマ」は、モンブラン社がその偉大な作家の作品・人生をイメージして製作した限定エディションです。
 これはモンブラン万年筆限定エディション「作家シリーズ」の一つで、1996年に発表されたものです。
 同年9月下旬から、この限定エディションの万年筆が一部の国で販売を開始しましたが、キャップの刻印がアレキサンドル・デュマ本人のものではなく、その息子アンリ・デュマのものであることが判明してしまいました。
 (モンブラン社のサイトでは、「誤って父親のサインが入れられた」と表記されています。)
 その初期生産分は、モンブラン社の指示で回収が試みられましたが、限定品のイレギュラー品ということでほとんどは返品されず、マニアの間でプレミア扱いとなっています。
 万年筆アレキサンドル・デュマ」のクリップには剣のシンボルがあしらわれ、また万年筆のペン先(ニブ)には18金ロジウム装飾にアヤメの刻印が施されています。
 (ロジウムは白色の美しい金属で、常温において変色等の劣化が少なく、また耐食性にも優れていて、化学的にも安定しており、プラチナや金よりも耐久性があります。
 しかし、ロジウムは価格が高価であり、また非常に硬質で加工が難しく、通常はメッキにのみ使用されています。)
 キャップにはダークブラウンのレジンが使用され、また作家アレキサンドル・デュマのサインが金色で刻まれています。
 万年筆の胴体にはマーブル模様のプレシャス・レジンが使用されています。
 このモンブラン万年筆限定エディション・作家シリーズ「アレキサンドル・デュマ」の販売開始は1996年。
 万年筆の販売当初の価格は562ユーロ。
 生産数は
  • 万年筆:15,000本、
  • ボールペン:11,000本、
  • シャープペンシル:4,000本、
  • 万年筆・ボールペン・シャープペン各1本づつのセット:5,000セット
 となっています。

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posted by モンブラン万年筆について at 02:18 | モンブラン万年筆:作家シリーズ(限定エディション)

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